SEA、3億円規模の「障害者・福祉・メンタルヘルス」特化型ソーシャルスタートアップファンドを運用開始

障害者雇用やメンタルヘルスなど社会課題領域に特化し、実証フィールドと資本・事業連携を組み合わせて社会実装を加速する点が新規性と影響力を持ちます。

記事の概要

一般社団法人ソーシャルアントレプレナーズアソシエーション(SEA)は、障害者雇用、福祉、教育、メンタルヘルスなど社会性の高い領域に特化した「SEAソーシャルスタートアップファンド」を2025年10月に運用開始しました。ファンドは当初1億円規模での組成を予定し、将来的には3億円規模へ拡張を見込みます。運用期間は2025〜2035年で、プレシード〜シード期の未上場スタートアップを対象に1社あたり300万円〜3000万円程度を投資します。出資に加えPoC支援、事業接続、M&A支援、伴走メンタリングを行い、ゼネラルパートナーズの障害者雇用の実績とSEAのネットワークを活用して実証フィールドでの社会実装を目指します。スタートアップからの出資・連携希望も広く募集しています。

記事のポイント

  1. 社会課題特化の資金供給:障害者雇用やメンタルヘルスなどニッチで資金が回りにくい領域に対する早期投資を行うことで、現場課題解決型スタートアップの成長を促します。
  2. 実証フィールドの活用:ゼネラルパートナーズの障害者雇用実績を実証フィールドとして活用し、PoCから事業化までの検証スピードと確度を高めます。
  3. 資本と事業連携の三位一体支援:出資に加えてPoC支援、事業接続、M&A支援や伴走メンタリングを組み合わせることで、社会実装の成功確率を高める仕組みを提供します。

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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000039467.html