「マイナビ2026年卒 大学生キャリア意向調査9月<就職活動・進路決定>」を発表

内々定率は高水準ながら微減し、活動継続者の増加や内々定先への低い満足度が目立ち、就職の早期内定が必ずしも定着していない点が社会的に注目されます。

記事の概要

株式会社マイナビが実施した「2026年卒 大学生キャリア意向調査(9月)」の結果を発表しました。9月末の内々定保有率は88.9%で前年同月から0.9ポイント低下、活動継続率は18.9%で2.0ポイント上昇しました。文系(88.6%)と理系(89.3%)の内々定率差はほぼ解消され、活動継続者のうち未内々定者は企業・業界研究や自己分析を中心に活動し、内々定ありで活動継続する学生は選考の初期段階の受検や面接、エントリーを行っていることが示されました。内々定先に「十分満足」と答えた割合は就職活動終了者で53.3%だったのに対し、内々定あり活動継続者は7.5%と大きく差があり、内々定の質や満足度に課題が見られます。有効回答は1,268名、調査期間は2025年9月23~27日です。

記事のポイント

  1. 内々定率は高水準だが微減:9月末の内々定保有率が88.9%で前年より0.9pt減少しており、採用市場の油断できない変化を示しています。
  2. 内々定者の満足度が低い:内々定を保有しながら活動を継続する層のうち「十分満足」と答えた割合が7.5%にとどまり、内定の質やミスマッチが懸念されます。
  3. 文理差の縮小と活動継続の増加:文系と理系の内々定率差がほぼ解消される一方、活動継続率は上昇しており、卒業前の動きが多様化していることがうかがえます。

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株式会社マイナビのプレスリリース(2025年10月10日 11時00分)「マイナビ2026年卒 大学生キャリア意向調査9…

「マイナビ2026年卒 大学生キャリア意向調査9月<就職活動・進路決定>」を発表
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