ベネッセ、従業員の学習データとキャリア自律の関連性を調査

実際の学習ログと人事データを結び付け、学習の多様性と定期性がキャリア自律に関連する可能性を示した点が新しく、人材育成投資の効果検証に示唆を与える点が見どころです。

記事の概要

株式会社ベネッセコーポレーションは、従業員のオンライン学習プラットフォーム「Udemy Business」の利用データと人事データを組み合わせて分析し、学習行動とキャリア自律の関連性を調査しました。分析はデータサイエンティストによるコンペやハッカソンの成果を参照して行われ、Udemy利用者1,107名やアンケート回答464名、調査有効回答243件などの複数年分データを用いています。結果として、幅広い分野の講座を定期的に学ぶ行動やキャリア面談の利用回数が、講座受講の完了率や社内公募の有無に関わらずキャリア自律の促進に寄与する傾向が示されました。ただし因果関係は仮定であると注記しています。

記事のポイント

  1. 実データ連携による検証:学習ログと人事データを結び付けて分析し、施策の効果を定量的に示そうとする点が評価できます。
  2. 学習の多様性と頻度の重要性:講座の受講完了よりも幅広い分野を定期的に学ぶ行動がキャリア自律に寄与する可能性を示しています。
  3. 人事施策の有効性の示唆:キャリア面談など既存の人事施策がキャリア自律促進に結びつく傾向が確認され、施策設計への示唆を提供します。

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株式会社ベネッセコーポレーションのプレスリリース(2025年10月14日 14時00分)ベネッセ、従業員の学習データとキ…

ベネッセ、従業員の学習データとキャリア自律の関連性を調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001404.000000120.html