転職サービス「doda」、2025年度上期版「年代別 転職時の年収変動レポート」を発表

20代・30代で平均決定年収が上昇し、金融・ITなど業界別の採用競争が賃金を押し上げている点が注目されます。過度に楽観視せず、需給の変化が賃金に直結している点を冷静に評価できます。

記事の概要

パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda」は、2019年度上期と2025年度上期のdodaエージェント利用者の転職決定データを年代別に比較した「年代別 転職時の年収変動レポート」を発表しました。転職者数は全年代で1.6倍以上に増加し、求人倍率は依然2倍超の売り手市場が続いています。20代は平均決定年収が13%増、転職前後の年収も5%増と若手の年収上昇が顕著で、金融・IT・コンサルなどで提示年収が上がっています。30代は減少傾向から微増へ転じ平均9%増、600万円以上の割合が増加しました。40代は転職時の年収変動は減少傾向ながら平均決定年収は約4%増で、800万円以上の割合が増えています。業界別の需給変化や人材獲得競争が年収に影響していると分析されています。

記事のポイント

  1. 転職者数の大幅増加と売り手市場の継続:全年代で転職者数が1.6倍超に増加し、求人倍率が2倍以上で推移しているため採用側の競争が激化しています。
  2. 20代の年収上昇が顕著:20代の平均決定年収が13%増、400万〜800万円帯の割合が増加し若手獲得のための賃上げが進んでいます。
  3. 40代の高年収ポジション増加:IT・医療系・建設などで800万円以上の決定年収割合が増え、管理職や高度専門職の需要が高まっている点が目立ちます。

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転職サービス「doda」、2025年度上期版「年代別 転職時の年収変動レポート」を発表
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