今の学生は「学業場面」で何を身につけているのか──採用現場で知っておきたい“実態と変化”

大規模サンプルで学業由来の“再現性あるスキル”を可視化し、業界ごとの特徴まで示した点に新規性があり、採用評価の実務的見直しに影響を与える可能性があります。

記事の概要

株式会社履修データセンターと株式会社人材研究所は2025年4月、全国の2026年卒予定約1,000名を対象に学業で培われる18項目のポータブルスキル(学ポタ)を自己評価する調査を実施しました。文理・大学層・GPAを均等に配したサンプルで、全体的に「目標達成力」「バイタリティ」「知的好奇心」「協調性・傾聴」が高く示されました。業界別では素材・化学での地道な努力、商社での協調性、流通・小売での好奇心やリーダーシップの強さなど傾向が確認され、学業の日常的な取り組みが仕事でも再現されうる実践的な力を形成していると結論付けています。学ポタをガクチカと併用することで、学生評価の多面的化・持続可能な選考構造が期待されるとの提言も行われています。

記事のポイント

  1. 学業が生む再現性のある力:日常的な授業・課題を通じて培われる「目標達成力」や「協調性」などが職場でも発揮されうると示されており、学業評価の有用性が確認されています。
  2. 業界別特徴の可視化:素材・化学は地道な努力、商社は協調性、流通・小売は好奇心やリーダーシップが高いなど、業界ごとの人材傾向を採用戦略に反映できる示唆が得られています。
  3. 採用評価の枠組み提案:学ポタをガクチカと補完的に用いることで、特別な経験に偏らない多面的かつ持続可能な選考構造を構築する可能性が示されています。

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株式会社履修データセンターのプレスリリース(2025年10月22日 13時54分)今の学生は「学業場面」で何を身につけて…

今の学生は「学業場面」で何を身につけているのか──採用現場で知っておきたい“実態と変化”
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000149769.html