企業の約5割が福利厚生の充実に前向き 採用・定着率向上が狙い 一方、中小企業では充実に慎重 資金面がネック

記事の概要

帝国データバンクの全国2万5,546社対象アンケート（有効回答1万554社）で、法定福利を除く福利厚生を「充実させる予定」の企業は47.6％と約半数に達しました。業種別では建設（58.7％）や運輸・倉庫（55.1％）が高く、人手不足対策や採用・定着率向上が背景にあります。現在は通勤手当や慶弔休暇など従来型の制度が多く、在宅勤務やメンタルヘルスなど働き方・健康支援の導入は相対的に低いです。一方、今後取り入れたい制度は社員旅行やフレックスタイムが上位で、総じて約49.1％が何らかの導入意欲を示しました。規模別では大企業が57.9％と高く、中小・小規模は資金面の制約で導入が難しいとの声が多く、政府支援や導入しやすいモデル整備が課題とされています。

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企業の約5割が福利厚生の充実に前向き　採用・定着率向上が狙い　一方、中小企業では充実に慎重　資金面がネック

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