【大阪工業大学】就活の面接練習をエージェントがサポート

非言語情報をAIで解析し、エージェントが動画を一時停止して具体的に指導する点が新しく、面接指導の効率化や学生の実践力向上に寄与すると考えられます。

記事の概要

大阪工業大学は「研究力」連載の第14回で、情報メディア学科の神田智子教授が開発した就職面接練習支援システムを紹介しました。本システムはパソコン周囲に4台のウェブカメラを置き、学生の1分間の自己紹介を撮影して手足の動き・姿勢・表情・視線をAIで解析します。解析結果を基にエージェントが動画を一時停止しながら改善点をフィードバックし、ネガティブな指摘はアサーティブコミュニケーションで伝えます。エージェントの表情やジェスチャーも人間らしく調整し、安心して練習できる設計にしています。連載は図や動画を使って研究を分かりやすく紹介するものです。

記事のポイント

  1. 非言語解析の導入:姿勢・視線・表情などをAIで解析し、言語以外の改善点を具体的に示せます。
  2. 自動フィードバックによる効率化:エージェントが動画を一時停止して指摘するため、教員の負担を軽減し練習機会を増やせます。
  3. 心理的配慮を組み込んだ設計:アサーティブな伝え方や人間らしい表情で、ネガティブな指摘でも受け手が安心して改善できる工夫があります。

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