家族に転職を反対された経験があるハイクラス層は14% 企業規模や年収減が理由のトップ

ハイクラス層では家族の反対は少数ながら、収入や企業の安定性への不安が転職判断に影響し、説得や再選択の割合が高い点が注目されます。

記事の概要

人材紹介のクライス&カンパニーが実施した「ハイクラス人材のキャリア意識調査」で、家族から転職を反対されたハイクラス層は全体の14%にとどまると発表されました。反対理由の最多は「年収が下がる/ベンチャー・スタートアップが不安」で21%を占め、次いで「転職先企業や業界の印象が良くない」が12%でした。反対を受けた後の行動は「説得して転職した」が40%、「ほかの転職先を探し直した」が28%、「辞退した」が7%で、反対された企業を選ばなかった割合は36%でした。調査は2025年8〜10月に実施、回答480名、平均年収1185万円、平均年齢37歳で、日常的な情報共有や家族とのコミュニケーションが反対を減らす要因として指摘されています。

記事のポイント

  1. 家族の影響力の可視化:全体の14%が家族の反対を経験し、反対によって36%が当初の応募先を選ばなかったため、家族の意見が転職結果に実質的な影響を与えている点が重要です。
  2. 収入・企業規模が反対理由の中心:反対理由のトップは「年収が下がる/ベンチャーが不安」(21%)で、円安や物価高の下で収入と企業の安定性が優先されていることが示されます。
  3. 説得と情報共有の有効性:「説得して転職した」が40%を占め、普段の情報共有や説明が家族の理解を獲得し転職実現に寄与している点が示唆されます。

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株式会社クライス&カンパニーのプレスリリース(2025年11月5日 11時30分)家族に転職を反対された経験があるハイク…

家族に転職を反対された経験があるハイクラス層は14% 企業規模や年収減が理由のトップ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000086162.html