「2026年卒マイナビ企業新卒内定状況調査」を発表

採用充足率の過去最低化と、上場企業でのファストパス拡大やAI導入の進展が、中長期的に採用方針や雇用構造に影響を及ぼす点が注目されます。

記事の概要

マイナビが実施した「2026年卒マイナビ企業新卒内定状況調査」は、26年卒の採用充足率が69.7%と、現行スケジュールとなった17年卒以降の同時期調査で過去最低を記録したことを示しています。27年卒については81.3%の企業が採用を実施予定で、多くは「今年度並み」と回答しました。上場企業では内定辞退者を将来の中途採用で優遇する「就職ファストパス」の導入が約1割に増加しており、AIによる業務代替については約2割の企業が将来的な新卒採用への影響を懸念する一方で、効率化が新たな事業や採用増につながる可能性も指摘されています。調査は1,810社を対象に2025年9~10月に実施されました。

記事のポイント

  1. 採用充足率の低下:26年卒の充足率が過去最低となり、採用数の現状維持や削減を検討する企業が増え始めている点が懸念されます。
  2. 就職ファストパスの拡大:上場企業で導入が増加しており、内定辞退者を将来の中途候補として囲い込む採用手法の変化が進んでいる点が注目されます。
  3. AI影響の二面性:約2割の企業が将来的な採用減を懸念する一方、業務効率化が新事業創出や採用増に繋がる可能性も示され、業種による差異も大きい点が重要です。

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「2026年卒マイナビ企業新卒内定状況調査」を発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002289.000002955.html