<採用活動と経営戦略の連動に関する実態調査>約6割の企業で「経営戦略から逆算した採用計画」が不十分

経営側の危機感と現場の計画・データ活用の乖離が明確で、人的資本開示強化やAI導入の追い風を受けて採用の戦略化とDX化が求められる点が注目です。

記事の概要

株式会社TalentXが中途採用担当者219名を対象に実施した調査によると、経営陣の約8割が採用活動への危機感を抱く一方で、経営戦略から逆算した採用計画が常に立てられている企業は約35%にとどまり、約6割で不十分と判明しました。さらに半数以上が採用活動の検証・改善に資するデータを活用しておらず、入社後の定着や評価を採用要件改善に定期的に活かす企業も5割以下でした。2026年の人的資本開示強化の見通しを背景に、約9割の採用担当者がAIやテクノロジーを用いたデータ収集・分析ツールに期待しており、採用をマーケティング化する採用DXへの転換が急務だと結論づけています(調査期間:2025年9月18~19日)。

記事のポイント

  1. 経営と人事の連携ギャップ:経営陣の危機感は高まっているものの、経営戦略から逆算した採用計画が多くの企業で整備されておらず、方針の乖離が課題です。
  2. データ活用の遅れ:採用KPIが採用人数など成果指標に偏重し、中間指標や入社後の評価データを活かした改善サイクルが未整備である点が問題です。
  3. AI・採用マーケティングへの期待:採用担当者の約9割がAIやテクノロジーに期待しており、人的資本開示を控えた環境で採用マーケティングへの転換が急務です。

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株式会社TalentXのプレスリリース(2025年11月17日 09時30分)<採用活動と経営戦略の連動に関する実態調査…

<採用活動と経営戦略の連動に関する実態調査>約6割の企業で「経営戦略から逆算した採用計画」が不十分
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000183.000036924.html