営業800名調査で判明:「顧客志向」が営業成果を左右する“決定因子”だった(株式会社アルヴァスデザイン)

顧客志向を5因子で定量化し、内発的動機づけが営業成果に結びつく構造を実証した点が新規性です。評価制度や育成設計の見直しに示唆を与える可能性があります。

記事の概要

株式会社アルヴァスデザインはHR dock、城戸楓氏と共同でBtoB営業職800名を対象に「顧客志向行動と動機づけ」の調査を実施しました。調査では顧客志向を可視化する新たな尺度を構築し、顧客志向が「価値創出力、計画遂行力、関係構築力、長期的視点、本質課題発見力」の5因子で説明できることを示しました。共分散構造方程式により、内発的動機づけが顧客志向を高め、顧客志向が業績・人事評価・職務適応に寄与するため、営業成果の重要な決定因子であることを実証しています。一方で長期的視点は短期評価と必ずしも一致せず、外発的動機づけは一部因子に負の影響を与える傾向があることも示されました。今後は働きがいと成果の接続についてさらに検証を進めるとしています。

記事のポイント

  1. 新たな測定尺度の提示:顧客志向を五因子で可視化する尺度により、具体的な能力評価や育成設計が可能になります。
  2. 内発的動機づけの重要性:内発的動機づけが顧客志向を高め業績に直結するため、組織の動機づけ施策の見直しが求められます。
  3. 評価制度と長期視点の乖離:長期的視点が短期評価とずれる可能性を示唆しており、人事評価や報酬設計の再検討が必要になります。

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株式会社アルヴァスデザインのプレスリリース(2025年12月12日 12時00分)営業800名調査で判明:「顧客志向」が…

営業800名調査で判明:「顧客志向」が営業成果を左右する“決定因子”だった(株式会社アルヴァスデザイン)
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