ASCII.jp:ソニー、”属人化したノウハウ”の共有課題をAIで解決する「Shpica」発表

知見を個人と紐付けてAIで横断検索し、専門家を特定して提示する点が新規性で、ノウハウ流出対策や部署横断の協働促進に実務的な影響を与える可能性があります。

記事の概要

ソニーネットワークコミュニケーションズはAIナレッジプラットフォーム「Shpica」を発表しました。組織内の知見を「誰に関連するか」と紐付けて蓄積し、自然言語での質問に対して関連する情報と社内の専門家を即座に提示する人間中心型のシステムです。過去資料を自動で分析・構造化するKnowledge Converterや、社内のスキルや活動から専門家を特定するExpert Finder、関心の高い従業員に自動通知するPersonalized Broadcastなどを備え、スモールスタートで段階展開が可能です。10月1日提供開始、月額10万円からで、PoCでは3か月で約500件のナレッジ蓄積と高い利用率が確認されています。

記事のポイント

  1. 知識の可視化と検索性向上:埋もれた資料やノウハウを自動で構造化し、自然言語検索で即時に取り出せるようにします。
  2. 専門家発見による協働促進:個人の人脈に依存せずAIが社内の専門家を特定し、部署を超えた連携を支援します。
  3. 運用実績と導入の現実性:PoCで短期間にナレッジ蓄積と高い利用率を確認しており、SaaSで段階導入できる点が導入の障壁を下げます。

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ASCII.jp

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