女性管理職比率等は業種で大きな違い 人的資本情報開示は女性・従業員エンゲージメント・健康・人材育成が中心 ~2025年3月期有価証券報告書分析(多様性、人的資本に関する情報)

本調査は、企業の多様性や人的資本に関する情報開示状況を業種別に詳細に分析し、女性管理職比率や男女賃金格差の動向を明らかにしました。社会的に注目される人的資本情報の透明性向上に資する内容です。

記事の概要

三菱UFJ信託銀行は、2025年3月期の有価証券報告書を対象に、多様性や人的資本に関する情報開示の状況を分析しました。調査対象はTOPIX100のうち80社で、女性管理職比率や男女間賃金格差、従業員エンゲージメント、健康、人材育成などを中心に評価しています。業種別では女性管理職比率や賃金格差に大きな差があり、特に製造業と非製造業で顕著な違いが認められました。また、2023年3月期以降の2年間の変化を追跡し、女性管理職比率の増加と男女間賃金格差の縮小には一定の相関が見られました。調査結果は今後の報告書で詳細に公開予定です。

記事のポイント

  1. 業種別の差異分析:製造業と非製造業で女性管理職比率や男女間賃金格差に大きな違いがある点を明確に示しています。
  2. 男女間賃金格差の補足説明:約9割の企業が男女間賃金格差の要因を説明しており、透明性向上への取り組みが進んでいます。
  3. 長期的変化の追跡:2023年以降の2年間のデータから女性管理職比率増加と賃金格差改善に相関が見られ、今後の推移把握の重要性を示しています。

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女性管理職比率等は業種で大きな違い 人的資本情報開示は女性・従業員エンゲージメント・健康・人材育成が中心 ~2025年3月期有価証券報告書分析(多様性、人的資本に関する情報)
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